てつさらです。

先日のブログにも書きましたが、最近できるだけ時間を作って近所を散歩するようにしています。

散歩の途中、このような巨大な建築中の道路を見かけました。そういえばここに引っ越したころからずーっと工事中です。

何でも横浜北線という高速道路の一部みたいです。本当に巨大な高架式の道路で、見るだけで圧倒される大きさです。ここに一体どれくらいの税金がつぎ込まれているんだろう…。

詳細は知りませんが、本当にこんな道路必要なのかな?だってこれから東京含めた日本全国でどんどん人口は減っていくし、車に乗る人だって若い人を中心にどんどん減っていると聞きます。

こんなことにお金をつぎ込むより、母子家庭の生活を支えるとか、高校や大学を無償化するとか、もっと次の世代を育てることにお金を使うべきじゃないかな。人間の投資ほど確実な投資はありませんから。

サラリーマンの生涯年収は平均約2億円と言われています。仮に1人の子供の成長に1,000万円の援助をしたとしても、平均でその20倍のリターンが見込めます。これは道路なんかを作るよりはるかに有望な投資ではないでしょう。さらにその中から孫正義氏や柳井正氏のような実業家が出てくれば、その数百倍のビジネスを生み出すことができます。これほど有効な投資があるでしょうか?

以上、てつさらがさらっと書きました。

P.S.

そういえば、確か民主党政権時代の子育て支援に対して、竹中平蔵氏が「住宅一軒送るに等しい」とか言って批判していました。

ご存知のように小泉政権時代、派遣法改正によって非正規労働者を増やす政策が行なわれ、それ以来、非正規労働者の賃金が低く抑えられてきました。その結果、結婚や子育てをする経済的な余裕のない労働者が増え、日本の少子化に拍車がかかりました。竹中平蔵氏は、その小泉政権で中心的な役割を果たした大臣でした。

竹中氏は日本の多くの若者たちをそういう状況に追い込んでおいて、さらに子育て支援について反対したのです。まさに国賊と言っていいのではないでしょうか。