『さくらんぼ』を久々に聞いて思ったこと

てつさらです。

久しぶりに、大塚愛の『さくらんぼ』を聞きたくなって、動画を探しました。

「もう一回！」というところが、何度聞いてもかわいいですね。

ところで、この曲がヒットしたのは、2003年から2004年にかけてですから、もう10年以上前なんですね。

その頃、私は何をしていたのかな？よく覚えていませんが……、この曲を渋谷かどこかのCDショップで視聴したことははっきり覚えています。もうあれから10年も経ったなんて、なんだか泣きたくなってきます。

もう一度、あの頃に戻れたら……。

ただ、そう思った瞬間、この動画の中の言葉もすぐに思い出しました。（1：28くらいのところ）

10年後にはきっと、
せめて10年でいいからもどってやり直したいと思っているのだろう。
今やり直せよ。未来を。
10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたんだよ今。
読み人知らず（2ちゃんねる）

『さくらんぼ』をCDショップで視聴したときのことを、私は今思い出して、「あの頃に戻りたい」と願った、その私の今は、単なる入れ物としての時間にすぎません。過去の中に生きているだけです。

上記の「10年後……」の言葉は、そういう私の空っぽな今のあり方を、戒めているのです。

もしかしたら、ニーチェの「永劫回帰」の思想も、そのような戒めを含んでいるのかもしれません。

以上、てつさらが、さらっと書きました。