♪その頃のぼくらと言ったら
  いつもこんな調子だった
  心のベスト10 第一位は
  こんな曲だった♪
   (スチャダラパー『今夜はブギー・バック』より)

今年最後の更新です。

毎年恒例の、今年印象に残った個人的なことを書いて、今年の締めくくりとしたいと思います。(順不同です)

○家族の大病
2013年年末から今年の春にかけて、家族の者が大病し、長期入院をしました(今はなんとか回復しています)。そこから得られた貴重な教訓は……、医者の中には、とんでもなく無能で無責任な輩がいるということです。そういう人物が主治医となる、それはもう災厄と言ってもいいくらいです。このことについては、いずれ詳しく書くつもりです。

○仏教
今年、仕事の関係で、仏教に深くコミットしました。仏教書をいろいろ読むことになったのですが、ハイデッガーやデリダといった現代思想との共通点もけっこうあり、退屈せずに仕事を進めることができました。その成果についても、いずれ記事にしたいと思っています。

○『俺のダンディズム』(テレビ東京)
この番組については、以前このブログにも書きました。中年サラリーマンの段田一郎が、職場のマドンナ宮本南が「ダンディな上司に憧れている」と言っているのをたまたま耳にして、ダンディズムに目覚めていく、というストーリーのドラマです。
この番組を見てから、やけにブランド品が気になって仕方ありません。来年は、ジョン・ロブの靴とか買ってみようかな。

○『亀田音楽専門学校』(NHK)
音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治氏が講師となり、J-POPの秘密を探る番組。今年放送されたのはseason2だったみたいだけど、私はその最後の数回分を見ただけです。それでも、J-POPの魅力は十分理解できました。この番組を見ていると、自分もJ-POPの曲を作れそうな錯覚に陥るほどです。毎回登場するゲストも豪華でした。スキマスイッチ、ゆず、ゴスペラーズ、横山剣といった面々。そういうミュージシャンたちのコメントもとても勉強になりました。
スキマスイッチの回で紹介されていたコード進行の話、パッヘルベルのカノンと、大事MANブラザーズバンドの『それが大事』とが、類似のコード進行で作られているって、知っていました?下の動画では、その歌の途中で、カノンがちょっと出てきます。

 

○『信長協奏曲』(フジテレビ)
このドラマについては先ほど、このブログに書きました。
このドラマの一番の見どころは、サブロー(小栗旬)の持っている現代の価値観と、彼がタイムスリップした先の戦国時代の価値観のぶつかり合いでしょう。

○『ニッポン戦後サブカルチャー史』(NHK)
劇作家・演出家の宮沢章夫氏が戦後の日本のサブカルチャー史を10回にわたって解説したシリーズ。2013年に放送された、『80年代の逆襲・宮沢章夫の戦後ニッポンカルチャー論』という番組の発展版です。サブカルには疎い私ですが、この番組を通じて、その歴史をかなりディープに知ることができました。

○横浜トリエンナーレ2014
横浜市で3年おきに開催される現代美術の国際展覧会、今年はその開催年でした。私も前売り券を購入していたのですが……。仕事に忙殺されて、結局行くことができませんでした。あーあ。その後悔の意味を含めて、リストアップしました。

今年前半は家族の者の病気、後半は仕事に忙殺され、ブログの更新など、プライベートなことにあまり時間が取れませんでした。そのせいもあって、何かテレビ番組の記事が多いなぁ。来年はいろいろ新しいことにも挑戦したいです。(読書会開催という新たな芽も出始めています。)

もうすぐ、新しい年がやっていきます。皆さま、よいお年をお迎えください。

 ♪とにかくパーティを続けよう
  これからも ずっとずっとその先も
  このメンツ このやり方
  この曲で ロックし続けるのさ♪