てつさらです。

少し暇になったので、ヘーゲルの『精神現象学』を少しずつ読み進めています。

この本、何度か挫折しているんですよね。(大昔に、よく分からないまま、一回通しで読んだくらいです。)

挫折の原因は、あの忌々しい「序論」や「緒論」があるせい。そもそも、ヘーゲル自身がその「序論」の中で、「序文は必要ない」みたいなことを言っているくらいだから……。

ということで、その辺はすっ飛ばして、「意識」の章から読みは始めています。すると、けっこう面白いのです。

ハイデッガーやデリダを思わせる記述もあって、「ヘーゲルって、やっぱりすごい哲学者だな」、と納得しながら読んでいます。

皆さんも、ぜひ「意識」の章から、直で読み始めてみてください。

以上、てつさらがさらっと書きました。