てつさらです。

私が学生の頃、「ニューアカデミズム」のブームがあり、浅田彰氏などにより、構造主義やポスト構造主義の哲学者たちが多く紹介されました。

構造主義の四天王と言えば、クロード・レヴィ=ストロース、ミシェル・フーコー、ジャック・ラカン、ルイ・アルチュセールです。

どの思想家たちの著作もかなり難解なのですが……。(特に、ラカンの『エクリ』なんかは、とてもじゃないけど、読めたものではありません。)

この4人の中では、私にとっては、アルチュセールが一番読みやすかったのです。

彼の本は比較的すらすらと読むことができました。アルチュセールを日本に紹介した中心人物の今村仁司氏の講義を、大学時代に受けたことも、アルチュセールを理解する助けになったと思います。

彼の著作も、かなり沢山集めました。

しかし、ニューアカデミズムの頃は、彼の著作の多くが絶版状態にあり、どんなに探してもなかなか手に入りませんでした。

それでも、最近はネットなどでかなり入手はしやすくなりました。

これが現在私が持っている、アルチュセール関連の翻訳本です。

althusser

まだすべて揃っているわけではありませんが……。

最近は、彼の著作を読む機会も随分減ったと思いますが、それでも私の考えの基礎になっていると思います。

以上、てつさらがさらっと書きました。