てつさらです。

リブロ池袋本店が、7月20日で閉店するみたいです。

1975年9月のオープン以来、40年間の永きにわたりリブロ池袋本店をご利用いただき、ありがとうございます。
このたび誠に勝手ながら
7月20日(月・祝)をもちまして、
営業を終了させていただくことになりました。
お客さまからの暖かいご支援、ご愛顧を賜り、心よりお礼申しあげます。
なお、最終営業日まで引き続きご利用の程、お願い申しあげます。
リブロのブログより引用)

この書店には、本当にお世話になりました。

上京して最初に住んだアパートが池袋へ歩いて行ける距離にあり、この書店には、毎週のように通っていました。

私が通っていた頃は、確か西武百貨店の11階(?)にあり、当時は「西武ブックセンター」という名前だったと思います。

ニューアカデミズム全盛の頃で、構造主義とかポスト構造主義の本をここで沢山買った記憶があります。特に人文関係の棚揃えが充実していて、この書店で何時間も過ごしたものです。詩集だけを扱った〈ぽえむ・ぱろうる〉という専門店まであったなぁ。まさに、セゾン文化を担った、本当に素晴らしい書店だったと思います。私はこの本屋に沢山のことを学んだと思います。

近年は、近くにジュンク堂書店が出来たり、セゾングループ自体の経営難などもあって、だんだん元気がなくなった印象です。

私自身も、遠方に引っ越したこともあって、ここ数年はほとんど足を運んでいませんでした。

でもいざ閉店となると、本当に寂しい限りです。80年代を牽引したセゾン文化が本当に終わってしまったという印象です。

以上、てつさらがさらっと書きました。