てつさらです。

前回の投稿で、「TSUTAYA TV」などの普及で、レンタルビデオ屋が潰れてしまうかも、ということを書きましたが……、

ということは、あのDVDの盤面と接触する機会も激減する、ということになりますね。

また、今年は、AWAやApple Music、LINE MUSICなど、ストリーミングによってスマホで音楽を聴く機会が大きく広がりそうです。以前からある、ダウンロードによって曲を購入するという聴き方を含め、ますます、CDを購入する機会が減りそうです。

つまり、DVDやCDという盤を私たちが目にする機会がどんどんなくなっていくということなんでしょう。(一部、お気に入りの作品を手許に置いておきたいという願望を満たすものとして以外は……)

個人的に、これは、かなり感慨深いことです。

1980年代の初めだったと思いますが、CDのあの七色に光り輝く盤面(特に裏側)を見たときの衝撃は忘れられません。それは、今まで目にしてきたものとは明らかに異なる物体でした。本当に、未来を今目にしている、という感覚だったのです。

それは、アナログからデジタルへという大転換をまさに象徴するものでした。

ものごとのデジタル化は、今、さらに加速しています。しかし、私たちは、あのCDの盤面のように、それを象徴するものを、物体として目にする機会はほとんどありません。それは私たちの気づかぬ形で、深く浸透しているのです。

以上、てつさらがさらっと書きました。